平慶翔氏、千代田区で再選アモーレ 家族の勝利「小池知事にも感謝」…小池旋風激戦区で威力

東京都議選(定数127)が4日、投開票された。46議席で第1党だった地域政党「都民ファーストの会」は特別顧問を務める小池百合子知事(68)が最終日に激戦区を精力的に回り、風向きが一変。議席数は減らしたが、選挙前の激減予想を覆した。“小池旋風”は激戦区で軒並み威力を発揮。千代田区(定数1)では平慶翔氏(33)=現職=が勝利した。
千代田区は、女優・平愛梨(36)の弟で、現職の平氏が当選した。
午後10時半すぎ、区内の選挙事務所に入った平氏は、拍手で迎えられると、「当選は大きな意味が込められたものだと思っています。満身創痍(そうい)の中、小池都知事も来てくれて感謝の一言に尽きます」と喜びをかみしめた。
前回17年に当選した板橋区から“国替え”し、「死ぬ覚悟で千代田区に参りました」と決意を示していた平氏。6月25日の告示日には、義兄でサッカー日本代表DFの長友佑都(34)がサプライズで応援に駆けつけ、3日の選挙戦最終日には愛梨とともに女優で妹の祐奈(22)が最後の訴えを見守るなど、家族でつかんだ勝利だった。「常に家族全員で応援してくれて『頑張れ』と言ってくれました」と心から感謝した。
最後まで平氏と激しく争った“都議会のドン”こと内田茂氏(82)の娘婿で自民新人・直之氏(57)は「僅差になると思っていたが、予想より差がついた。小池知事が入られたことが大きかった」と小池氏の影響があったことを認めた。
都民ファは東京五輪・パラリンピックは無観客での実施を求める考えを表明している。平氏は「強行開催をするならば無観客を国に要望しないといけない。ここからがスタート」と気を引き締め直した。(坂口 愛澄)