山陰で記録的大雨 川の越水、土砂崩れ、住宅浸水相次ぐ

西日本から東北にかけて大気が不安定になった影響で、12日は各地で激しい雨となった。特に山陰では記録的な大雨となり、島根県を中心に川の越水や土砂崩れ、住宅の浸水といった被害が相次いだ。
気象庁によると、日本の上空に寒気が流れ込んだほか、梅雨前線に暖かく湿った空気が入り込んだ影響で大雨となった。4日の降り始めから12日午後4時までの総雨量は、鳥取県境港市で7月全体の平年の2・4倍となる520ミリ▽松江市で同2倍の461ミリ▽広島県庄原市高野で同1・3倍の382ミリ。警察や消防によると、島根県の雲南市や飯南町などで川の越水や土砂崩れの報告が複数入っているが、人的被害の報告はないという。
気象庁は、西日本から東北にかけて大気の不安定な状態が16日ごろまで続くとして、雷を伴った大雨に注意するよう呼び掛けている。【松原隼斗、小坂春乃】