全国知事会は11日、新型コロナウイルス緊急対策本部のオンライン会議を開き、ワクチンの確実な供給や供給スケジュールの明示などを求める緊急提言をまとめた。近く政府に提出する。提言は、ワクチン不足で接種予約の受け付け停止や予約のキャンセルが相次いでいると指摘、「国の方針に基づき接種に全力を挙げてきたのにハシゴを外されて混乱していると、政府は厳しく認識するべきだ」と訴えた。
提言では、「ファイザー及びモデルナ、アストラゼネカ社製ワクチンを総動員し、円滑な接種が可能となるよう改善すること」などを要請。その上で、具体的な供給スケジュールや配分量を速やかに示すことを求めた。
会議は知事41人が参加、ワクチン供給が滞っていることについて、「現場が混乱している」(湯崎英彦・広島県知事)、「職域接種は国がビジョンもなく申請順でしたことで量が足りない事態となった」(長崎幸太郎・山梨県知事)などと語った。