北海道各地でクマが出没し、人的被害が相次いでいるのを受け、道は14日、関係機関との対策会議をオンラインで開催。クマが出没した際の連携などを確認した。
道内では4月以降、クマに襲われたとみられる死傷者が計9人に上っている。厚岸、富良野、札幌の3市町では1人が死亡し、6人が負傷。福島、滝上の2町では2遺体が見つかり、クマに襲われたかどうか、確認を進めている。死傷者数が9人に達すると、統計が残る1962年度以降で過去最多となる見込みだ。
会議には道警や道猟友会、各自治体の担当者らが出席。市街地にクマが出没した際の連絡体制、登山シーズンに登山客が誤ってクマの生息地に入らないよう注意看板を設置することなどが話し合われた。
道の高橋奉己・自然環境担当局長は「クマは森林のみならず公園、河川敷など身近な場所にも出没する。住民の安全を最優先に活動をしてほしい」と各機関に呼びかけた。