安倍氏「中国に日本の決意と能力を理解させることは重要」…米元大統領補佐官と対談

【ワシントン=田島大志】安倍前首相は、米国のマクマスター元大統領補佐官(国家安全保障担当)と対談し、対中関係の安定のため日本の防衛力強化が必要だとの考えを示した。対談はオンラインで行われ、米スタンフォード大フーバー研究所が21日に公開した。
安倍氏は、自らの政権でミサイル能力の向上などに取り組んだことに言及し、「中国に、日本の決意と能力を正しく理解させることは非常に重要だ」と述べた。
その上で、6月の先進7か国首脳会議の首脳宣言に台湾問題を初めて明記したことを引き合いに、「確固たるメッセージを送り、中国の行動が非生産的だと理解させることにより、中国との対立を避けることができる」と強調した。
マクマスター氏は、安倍政権による集団的自衛権行使の限定容認に触れ、「日米同盟が軍事的に強固なものになった」と評価した。