公明・山口氏「歴史的な挑戦だ」、立民・枝野氏「極めてゆがんだ祭典」…五輪開幕

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で23日開幕した東京五輪について、与野党からは、政府が全力を挙げて感染対策を行い、安全な大会となるよう求める意見が相次いだ。
自民党の下村政調会長は23日、取材に対し、「コロナ下での異例の開催だからこそ、感染対策を万全にし、選手がパフォーマンスを最大限発揮できるよう、みんなで応援できる大会にしてほしい」と強調した。
公明党の山口代表は、五輪開催を「後世に大事な教訓を残す歴史的な挑戦だ」としたうえで、「水際対策や厳格な行動管理など、感染防止策を徹底する中で、安全安心に開催されることを望みたい」とのコメントを発表した。
立憲民主党の枝野代表は、「もはや平和の祭典ではなく、極めてゆがんだ祭典となり、多くの方から開催だけが自己目的化された五輪と受け止められてしまっている」(21日の党会合)と懸念を示した。
共産党は志位委員長が声明で「多くの人々の命にリスクをもたらしながら、なぜ五輪を開催しなければならないのか。この根本的な問いに菅首相はいまだに答えられないままだ」と指摘し、五輪の中止を求めた。
日本維新の会の松井代表は談話で「『人類はコロナに屈しない』という強い決意を具現するための3週間にしなければならない。東京五輪の成功は、感染拡大の防止と表裏だ」と主張した。国民民主党の玉木代表は「国民が安心して選手を応援できる環境を作るためにも、感染対策の徹底と水際対策の強化が必要だ」と訴えた。