「鬼滅の刃」偽グッズ販売容疑、横浜の社長ら逮捕…ブームに乗り16億円売り上げか

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鬼滅の刃
(きめつやいば)」の偽グッズを販売したとして、愛知県警は28日、横浜市の雑貨輸入販売会社「レッドスパイス」社長の斉藤雪容疑者(52)ら男女4人を不正競争防止法違反(混同

惹起
(じゃっき))の疑いで逮捕した。
発表によると、4人は昨年4~8月、鬼滅の刃に登場するキャラクターの衣装に似せた市松模様を使ったポロシャツなどを愛知県清須市の仲卸業者に販売した疑い。また、今年1月には、「鬼退治」や「滅」などの文字が入った偽グッズを中国から輸入した疑い。県警は4人の認否を明らかにしていない。
県警蟹江署員が昨年7月、県内のゲームセンターで、鬼滅の刃の偽グッズがクレーンゲームの景品になっているのに気づき、捜査を開始。今年4月にレッドスパイスの倉庫など関係先20か所を捜索し、偽グッズ約3万6000点を押収した。
県警は同社が2019年11月~今年4月、「鬼滅ブーム」に乗って約16億7000万円を売り上げていたとみて、裏付けを進めている。