山梨県南アルプス市の老人ホームで入所者の樋口慶子さん(80)が殺害された事件で、山梨県警は7日、死因は首を圧迫されたことによる窒息死と発表した。捜査関係者によると、殺人容疑で逮捕された同施設職員の丹沢一貴容疑者(42)(市川三郷町上野)は、「排せつの介護をする際にトイレで首を絞めた」と供述しているという。
発表によると、丹沢容疑者は5日午後5時半~6日午前0時頃、同市曲輪田の老人ホーム「わたぼうし」で、樋口さんを殺害した疑いが持たれている。丹沢容疑者は夜間、1人で勤務していた。
捜査関係者によると、丹沢容疑者は「入所者に暴言を吐かれ、言うことを聞いてくれないことがある」など、介護の仕事に不満を持っていた旨の供述をしている。司法解剖の結果、ひもなどの道具が使われた形跡はないという。
また、県警は7日朝、丹沢容疑者を殺人の疑いで甲府地検に送検した。