滋賀県長浜市が、市営長浜球場の利用対象を中学生以下と50歳以上に限定している。6月6日の社会人の軟式野球の試合で、ファウルボールが場外に飛び出し、走行中の車を直撃する事故が起きたため同12日から利用を制限。市は「高校生や働き盛りの年齢層の人は場外まで打球を飛ばす力がある」として、市内の別のグラウンド2か所でのプレーを勧めている。
市によると、事故は6月6日午前9時30分頃に発生。ファウルボールが三塁側の防球ネット(高さ12メートル)を越えて東側の北陸自動車道に飛び込み、走行中の小型トラックのヘッドライトに当たった。ライトは破損したが、運転していた男性にけがはなかった。
同球場は1981年に完成。両翼91メートル、中堅115メートル。軟式野球専用で、昨年は238件の利用申請があった。これまでにも打球が場外に出るケースはあったが、北陸自動車道に飛び込んだケースは把握していないという。
市は、ネットを高い位置まで張るなどの対策を検討している。市スポーツ振興課の伊吹真二副参事は「今年度中に対応策を固め、安全性を確保した段階で利用制限を解除したい」としている。