ドレス姿で2600万円の“幻の名器”演奏…62歳ピアニストの怖すぎるストーカー行為

「きのう、清掃をしている様子を見てよくわかりましたので」

中年ストーカー女は70代の知人男性に対し、あたかも行動を監視しているような内容の手紙を計7通、送り続けていた。

茨城県阿見町の自称ピアニスト、山田しげ美容疑者(62)が10日、ストーカー規制法違反の疑いで県警牛久署に逮捕された。

山田容疑者は6月中旬から7月下旬にかけ、どこかで被害者男性の様子をうかがっているような内容に加え、性的に恥ずかしいと思わせる手書きの手紙を一方的に送りつけていた。

昨年11月にも、同様の相談が男性から牛久署にあり、警察は山田容疑者に「今後、被害者に連絡しないように」とクギを刺していた。しばらくストーカー行為は止まっていたが、今年6月になって再び郵便物が届くようになったため、怖くなった被害者が警察に相談した。調べに対し、容疑を否認しているという。

山田容疑者は幼少期からピアノを始め、かつてはコンサートホールでピアノソロを開き、ベートーベンやドボルザークなどを演奏していた。

現在は2階建ての戸建て住宅に1人で住んでいて、窓には「ピアノ・英仏会話教室」の看板が掲げられていた。自宅には「幻の名器」と呼ばれるグランドピアノ「ベーゼンドルファー290」があり、楽器店のHPによると、価格はなんと2600万円。

山田容疑者は3年ほど前からユーチューブを始め、赤や紫、黒色の華やかなドレスを身にまとって英語で曲紹介をしたり、ショパンのノクターンを奏でる動画などを複数、アップしていたが、逮捕前の登録者数はわずか数人だった。

「ここに引っ越してきたのは10年以上前になるかなぁ。ずっとおひとりさまですね。子どもの生徒さんは見たことないけど、大人のお客さんがちょこちょこ出入りしていました。いつも部屋をキレイにしていて、お花を飾っていた。毎晩のようにピアノの音色が聞こえてきますが、思わず聞き入ってしまうほど。上手過ぎて、近所からは一切、苦情は出ませんでした。優しい人で、会うと<お仕事大変ねえ>と声を掛けてくれて。上品な服装をして自転車に乗り、スーパーのパートに出掛けていました」(近隣住民)

62歳のピアニストがストーカーになったきっかけは何だったのか。