低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、太平洋側の地域を中心に発達した雨雲がかかっています。今日18日(水)は引き続き非常に激しい雨の降るおそれがあるため、これまでの一連の大雨での被害がなかった地域でも新たな被害の発生に警戒が必要です。
湿った空気の影響で雨雲発達しやすく
前線が九州から日本海を通って東北地方に伸びていて、前線上の低気圧が日本海を進んでいます。この前線や低気圧に向かって南西から流れ込む暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっています。この影響で、前線の南側にあたる東海から九州にかけての太平洋側の地域を中心に大雨となっているところがあり、広範囲に大雨警報や土砂災害警戒情報が発表されています。
同じような場所で非常に激しい雨続く
今日18日(水)も、前線や低気圧に近い九州や中国地方、また南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすい四国や近畿、東海や甲信地方を中心に、1時間に50mm以上の非常に激しい雨の降るおそれがあります。先週11日(水)からの一連の大雨で地盤の緩んでいる九州や中国地方、東海や甲信の山沿いでは、少しの雨でも土砂災害や洪水の発生するおそれがありますので、引き続き警戒を続けてください。また、前線の南側では、湿った空気や風向などの条件が重なると「線状降水帯」と呼ばれる危険な雨雲の列が発生し、その場合は局地的に想定以上の大雨となる可能性があります。これまでの一連の大雨で被害がなかった地域でも、新たな被害の発生に警戒が必要です。
前線は週後半にかけ停滞 被害拡大に厳重警戒
新たに降ると予想される雨量
先週11日(水)頃から始まった一連の大雨は今週後半まで続き、特にリスクが高いのは明日19日(木)にかけてと予想されます。この先新たに降る雨の量は、西日本を中心に200mmを超え、四国の太平洋側など多いところでは300mm以上となる予想です。大雨のピークを越えるとみられる20日(金)以降も、暖かく湿った空気の影響で西日本では雨が降りやすく、そのほかの地域も局地的な強雨や雷雨のおそれがあります。既に降り始めからの雨が多いところで1,000mmを超えるなど、各地で記録的な大雨となっています。今後の雨で新たな被害の発生や拡大が懸念されますので、一旦雨が止んだり、降り方が弱まったりしても油断は禁物です。最新の気象情報や、自治体からの避難情報をこまめに確認し、逃げ遅れないよう危険な場所から避難するようにしてください。