入管庁に改革チーム 収容女性の死亡問題受け

名古屋出入国在留管理局の収容施設でスリランカ人女性が死亡した問題を受け、上川陽子法相は20日の閣議後記者会見で、出入国在留管理庁に「改革推進プロジェクトチーム」を設置したと明らかにした。医療体制の強化など改善点の洗い出しを進め、再発防止策に取り組む方針。
チームは10日付で発足し、同庁の出入国管理部長をトップに約20人で構成。上川氏は「すべての職員が、今回の事案を自らの問題として捉え、改革に向けた取り組みを主体的かつ迅速に実行することが重要」と述べた。