「ド・ドドンパ」4人大けが、富士急ハイランドに立ち入り調査

山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」の遊戯施設「ド・ドドンパ」で、昨年12月から今月までに利用客4人が首の骨を折るなどの大けがをしていたことがわかり、県などは21日、同園を立ち入り調査した。
ド・ドドンパはスタートから1・56秒で時速180キロまで加速するジェットコースター。安全点検のため、今月12日から運休している。
県などの発表によると、けがをした4人は30~50歳代の男女で、いずれも

頸椎
(けいつい)の圧迫骨折などで全治1~3か月という。県は、重傷事故の発生時に速やかな報告を求めているが、同園は機器の異常が原因ではないとして今月17日まで伝えておらず、県は20日付で同園を行政指導した。同園は「調査には全面的に協力していく」としている。