80歳代の女性が特殊詐欺被害に遭うのを未然に防いだとして、愛知県警豊田署は20日、いずれも豊田市内に住む介護職員の女性(47)と自営業の女性(66)に感謝状を贈った。
6月23日午後5時頃、市内のスーパー駐車場にある現金自動預け払い機(ATM)で、隣の機器を操作する女性を自営業の女性が不審に思った。順番待ちをしていた介護職員の女性も女性が5分以上操作していることに異変を感じ、2人で「おばあちゃんどうしたの?」と声をかけたという。
女性は市職員を名乗る男の電話から、還付金が返ってくると信じ込んでいたが、ATMは振り込みの入力画面で、表示金額は「99万8000円」。詐欺だと確信した2人は女性を説得して操作をやめさせ、110番した。
テレビで特殊詐欺の手口を知っていたという2人は「女性を説得するのは大変だったが、被害を防げてよかった」と声をそろえた。