大阪維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は27日、週刊誌で違法な献金を受け取ったと報じられ、府議を辞職した維新元副代表の今井豊氏(64)について、最も重い除名処分にしたと明らかにした。今井氏が副代表を務めた日本維新の会も除名処分とした。
日本維新と大阪維新は27日午前に党紀委員会と綱紀委員会を開き、除名相当と判断。その後、処分を正式に決定した。
吉村氏は記者団に「これまで組織を支えていただいた。非常に残念だ。応援していただいた府民におわびする」と陳謝。今井氏が議員辞職したことを踏まえ、現金の受領について「重大な問題があったと判断した」と述べた。
日本維新の松井一郎代表(大阪市長)も記者団に「今井氏は幹部として疑惑や疑念を持たれることに対して指導してきた立場だ。除名しかないと思っている」と語った。
今井氏の代理人を務める橋下綜合法律事務所は産経新聞の取材に文書で回答。現金の授受について、「個人での授受ではなく、今井氏の政治団体としての授受と評価すべきで、法にのっとり適切に対応する」としている。