誰も使わぬ「センチュリー」2台、リース料は月50万円…知事・議長は職員用に乗り換え

兵庫県庁の駐車場に、トヨタの最高級車「センチュリー」2台が止められたままになっている。7月の知事選で高級な公用車の見直しを掲げ、8月1日に就任した斎藤元彦知事がワンボックスカーに変更した後、県議会の藤本百男議長も公用車をセンチュリーから乗り換えたためだ。
斎藤知事は新たな知事公用車を選定するまでの間、職員が使っていたトヨタの「ヴェルファイア」を代用している。一方、藤本議長は「議長公用車は知事公用車と同格」とする県の“不文律”に基づき、8月中旬から斎藤知事と同様に職員用のヴェルファイアに乗り換えたという。
読売新聞の取材に対し、藤本議長は「公用車は個人の趣味で選ぶものではない。どんな車種でも構わない」と話し、車種変更を了承したという。
2台のセンチュリーは現在、誰も使っていないが、月額リース料は計約50万円。県は近く知事と議長の公用車を選定する予定だが、センチュリーを解約すれば、清算金が発生するという。
公用車を巡っては、県が2019年8月から7年間のリース料が1台約2100万円となるセンチュリーを選定したことに対し、県議会などから批判が上がっていた。