目が見えにくいピューマのインティ天国へ 愛媛の動物園

愛媛県立とべ動物園(同県砥部町)はピューマのインティ(雄、9歳)が死んだと発表した。死因は腎不全。目が見えにくいなどの生まれつきの障害がありながらもけなげに生きる姿が来園者に親しまれていた。
2012年に同園で生まれた。生まれつき目があまり見えず四肢も弱く、自分で毛づくろいもできなかったが、飼育員がおり越しにブラッシングをするなど、愛情たっぷりに育てられた。19日に食欲低下と後ろ脚の脱力が見られたため治療したが、23日に死んだ。
飼育下の寿命とされる15歳より若かったが、同園は「野生ではここまで長生きできなかったはず。素敵な瞳で一生懸命に生きる姿を心から尊敬していました。本当にお疲れさまでした」と話す。同園のピューマは雄1頭、雌2頭の3頭となった。
ピューマは、家畜化されたイエネコに近い種からなるネコ属で最大の動物。北米の中南部から南米の森林地帯などに生息する。【斉藤朋恵】