福岡県警春日署は30日、飲酒運転で死亡ひき逃げ事故を起こしたとして、同県那珂川市成竹の会社員、岩下光容疑者(28)を自動車運転処罰法違反(危険運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は29日午前5時ごろ、飲酒の影響で正常な運転に支障がある状態にもかかわらず、軽乗用車を運転。同市西隈2の国道385号で、自転車に乗っていた同市別所の無職、末武崎男さん(78)をはねてその場から逃走し、末武さんを外傷性脳出血などで死亡させたとしている。岩下容疑者は「福岡市内で友人と焼酎を飲んだ後に運転しており、パニックになった」と容疑を認めている。
事故の約40分後、現場付近でフロントガラスが割れたまま走る軽乗用車を県警捜査員が発見。運転していた岩下容疑者の呼気からは基準値の4倍以上のアルコール分0・72ミリグラムを検出したため、同署は道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕し、ひき逃げ事件も調べていた。【吉川雄策】