今月だけで11人感染「自覚に乏しい」刑務所、職員同士で複数回会食…県外の温泉にも

職員の新型コロナウイルス感染が相次いでいる名古屋刑務所(愛知県みよし市)で、感染した職員同士が居酒屋で複数回会食したり、県外の温泉に行ったりしていたとして、管轄する名古屋矯正管区が内部に注意を呼びかける通知文を出していたことが分かった。
同管区によると、通知文は今月16日付。同刑務所では今月だけで、職員11人の感染が確認されている(27日現在)。感染者の行動履歴を調べたところ、50歳代の男性刑務官2人が、居酒屋で会食したり、他県の温泉に行ったりしていたことが判明。行動と感染との因果関係は不明だが、「自覚に乏しい」として、管内の各刑務所、少年院などの施設長に対し、注意を呼びかける文書を出したという。
同刑務所ではこれまで、感染の可能性がある職員を数十人規模で自宅待機とし、受刑者数十人も単独室に移す措置を取るなどした。同刑務所は「業務に支障が出ないよう、職員の配置替えなどで対応している」としている。