「釣り用の疑似餌かな」と思ったら…ダム湖上流の砂地で赤いイモリ発見

兵庫県洲本市のダム湖上流で、赤い体を持つ珍しいイモリが見つかった。捕まえたのは淡路市富島の材木業の男性(48)。突然変異種とみられ、神戸市立須磨海浜水族園(須磨区)に引き渡された。今後、展示される予定だという。
カブトムシなどの飼育が趣味という男性が7月初旬、山林にクワガタを捕りに入ったところ、ダム湖上流の砂地で赤いものを見つけた。「釣り用の疑似餌かな」と思ったが、近づくとイモリだったので捕まえたという。
体長11センチで、背中の所々に黒っぽい斑点はあるが、全体的に赤く、インターネットなどで調べてもこのような種類のイモリは見当たらなかった。そこで水族園に連絡を取り、7月半ばに訪ねてきた職員に引き渡した。
水族園によると、本州や四国、九州に生息するアカハライモリで、本来ならおなか部分を除いて体が黒いのが特徴で、「突然変異した種類とみられて珍しい。全国でも数例見つかっているが、私は初めて見た」と担当者。赤いイモリは現在、バックヤードで飼われ、元気にお披露目を待っているという。
男性は「多くの人に見てほしい」と楽しみにしている。