菅首相の発言全文…「莫大なエネルギーが必要」「両立はできない」

菅首相(自民党総裁)は3日午後1時すぎ、首相官邸で記者団の質問に応じ、総裁選に出馬せず、退陣する理由について説明した。首相はこれに先立って党本部で開かれた臨時役員会で、退陣意向を表明。6日に予定していた役員人事の刷新も行われないこととなった。総裁選には、すでに岸田文雄・前政調会長が立候補を表明し、高市早苗・前総務相も出馬に意欲を示している。

先ほど開かれた党役員会で、私自身、新型コロナ対策に専念したい、そういう思いの中で総裁選には出馬しないことを申し上げた。
内閣総理大臣になってから1年間、まさに新型コロナ対策を中心とするさまざまな国が抱える問題について全力で取り組んできた。今月17日から総裁選が始まることになっている。私自身、出馬を予定する中で、このコロナ対策と選挙活動を考えた時に、実際、莫大なエネルギーがこれに必要であり、その中でやはり両立はできない、どちらかに選択するべきである。
国民の皆さんにお約束を何回もしている。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために私は専念したい、そういう判断をした。国民の皆さんの命と暮らしを守る、内閣総理大臣として私の責務であるので、専念してやりとげたいと思う。また来週にも改めて記者会見をしたい。