パラ会場に窃盗目的で侵入、スペイン国籍の自称オリンピック放送機構カメラマン逮捕

東京パラリンピック自転車競技会場内の売店に窃盗目的で侵入したとして、静岡県警御殿場署は3日、スペイン国籍の自称カメラマンの男(47)を建造物侵入と窃盗未遂の疑いで緊急逮捕した。
発表によると、男は3日午前8時頃、小山町の富士スピードウェイ内の売店に侵入し、商品を盗もうとした疑い。売店は休業中で、店内にはTシャツなどが並んでいた。
併設するレストラン店員が物音に気づき、逃走する男を目撃。連絡を受けた会場関係者が大会組織委員会を通じて県警に通報した。
男は「(競技映像を世界に配信する)オリンピック放送機構(OBS)のカメラマンだ」と説明しているという。富士スピードウェイでは3日まで自転車ロードレースが行われていた。