自民党総裁選に出馬する岸田文雄前政調会長は5日のフジテレビの番組で、政府がアフガニスタンから大使館のアフガン人スタッフらを退避させられなかったことについて「反省しなければいけない」と述べた。その上で「自衛隊派遣に当たって現地の安全を確認しなければいけないのは国民の感覚からしてどうか。ぜひ法改正を考えてみたい」と述べ、首相に就任すれば派遣基準緩和のための自衛隊法改正を検討する考えを示した。
新型コロナウイルス感染者用の病床不足解消に向けては「国のリーダーシップをはっきりさせなければいけない」と指摘。「さらに強い対応力が必要かどうか、法改正の必要性を考えてみるべきだ」と語り、医療機関への病床確保命令などを可能にするコロナ対策関連法改正にも言及した。
首相に就任した場合、追加経済対策を国民に示した上で衆院選に臨む考えを表明した。
岸田氏はまた、ユーチューブのライブ配信で、新型コロナの感染症法上の位置付けに関し「特別な分類を一つ用意して医療体制を考える工夫が必要だ」と指摘。季節性インフルエンザと同等の5類とすることに否定的な見解を示した。
[時事通信社]