9か月の次女を殴って死なせた父親に懲役9年判決…「暴行が断続的に行われ悪質」

茨城県ひたちなか市で2018年10~11月、生後9か月の次女の頭を殴って死亡させたなどとして、傷害致死などの罪に問われた父親の高倉和樹被告(30)の裁判員裁判で、水戸地裁(結城剛行裁判長)は6日、懲役9年(求刑・懲役13年)の判決を言い渡した。
判決によると、高倉被告は18年10月上旬~11月11日頃、当時住んでいた市内のアパートで、次女の頭を右手の拳で殴るなどの暴行を断続的に加え、11月22日夜、外傷性脳障害で死亡させるなどした。結城裁判長は「暴行が断続的に行われるなど、犯行態様は悪質」などと述べた。