カジノを含む統合型リゾート(IR)を巡る汚職事件で収賄罪などに問われ、7日に東京地裁で懲役4年、追徴金約758万円の実刑判決を受けた衆院議員、秋元司被告(49)が9日、東京都内で記者会見し、「判決は『秋元は悪』という結論ありきだった。私は一切関与していない。到底承服できず、控訴審の審判を仰ぎたい」と改めて無罪を主張した。
秋元議員は「政治活動を続けていくべきか考えたが、必要としてくれる人がいる」とも述べ、議員辞職は否定。次期衆院選への出馬に意欲を示した。
秋元議員は判決後に東京拘置所に収容されたが、7日夜に保釈された。保釈は3回目で保釈保証金は1億円。6月の2回目の保釈の際に8000万円を納付しており、今回は2000万円を追加で納付した。【遠藤浩二】