モデルガンを作り替えて発砲可能にした改造拳銃を複数所持していたとして、警視庁組織犯罪対策5課などは銃刀法違反の疑いで、名古屋市天白区植田東の元同市立中教諭、高田広司容疑者(70)を逮捕した。「間違いない。趣味だった」などと容疑を認めている。
逮捕容疑は7月5日、モデルガンを作り替え発砲できるようにした改造拳銃8丁と、違法な改造を施した模造拳銃2丁を自宅で所持したとしている。
組織犯罪対策5課によると、高田容疑者は動画投稿サイト「ユーチューブ」に、自身が自宅で改造拳銃を発砲する様子を撮影した動画を公開していた。今年2月、この動画を警視庁の職員が発見し、発覚した。
高田容疑者が改造したモデルガンは真正の拳銃と同じ殺傷能力を持っていたという。同課は弾丸の入手経緯や、改造を始めた時期について調べている。