国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の星出彰彦飛行士(52)が12日夜、ISSから宇宙空間に出て船外活動を始めた。星出さんの船外活動は4回目で、野口聡一飛行士(56)と並び日本人最多となった。
星出さんは午後9時25分頃、ペアを組むフランスの飛行士とともに船外に出た。作業時間は約6時間半の予定で、新型の太陽電池パネルを設置する架台の取り付けなどを行う。完了は13日早朝になる見込み。
日本人飛行士の船外活動は、野口さんが今年3月に4回目を実施し、活動の合計時間は27時間1分で日本人最長だった。星出さんの作業時間が予定通りなら野口さんを抜いて日本人最長となる見通し。