麻生・二階・石原の3派閥、事実上の自主投票…大半の派閥が拘束しない異例の総裁選

自民党総裁選を巡り、党内7派閥のうち、麻生、二階、石原の3派閥が16日、事実上の自主投票を決めた。既に細田、石破両派も一本化を見送っており、大半の派閥が投票先を拘束しない異例の総裁選となっている。
16日に開かれた第2派閥の麻生派(53人)の緊急総会では、会長の麻生副総理兼財務相が、河野太郎行政・規制改革相と岸田文雄・前政調会長の名前を挙げ、「基本的に両名を支持したい」と表明した。高市早苗・前総務相についても「どうしても応援したいという信条を否定するつもりはない」と述べ、投票先として容認する考えを示した。同派に所属する河野氏に対して、否定的な声が派内にあることに配慮した。
二階派(47人)は同日の会合で、決選投票にもつれ込むことを前提に、1回目の投票は自主投票とし、決選投票では派内の意見を集約して一本化する方針を確認した。石原派(10人)も同日の総会で、全会一致で自主投票を決定した。
竹下派(52人)も自主投票とする方向だが、この日は決定を持ち越した。派閥総会後、会長代行の茂木外相は記者団に「まとまって対応したいという意見もいただいている」と語り、意見集約を続ける考えを示した。