河野氏「ぬくもりある社会」岸田氏「寛容で丁寧な政治」高市氏「国民を守り抜く」野田氏「自民の多様性示す」

菅首相の後継を選ぶ自民党総裁選は17日告示され、同日午後、党本部で所見発表演説会が行われた。
河野太郎行政・規制改革相は「国民の思いや不安を受け止め、共感してもらえる政治を通して、人と人が寄り添う、ぬくもりのある社会を作りたい」と表明した。労働分配率を高めた企業への法人税優遇や、年金制度改革を進める考えを示した。
岸田文雄・前政調会長は「今の時代、求められているリーダーは私だと強い確信を持っている」と述べ、「安定した政治、寛容で丁寧な政治を実現する」と訴えた。党役員への中堅・若手の登用や、新たに党運営の指針を作るなどの党改革を進めると宣言した。
高市早苗・前総務相は「国の究極の使命は、国民の生命と財産を守り抜くこと、領土・領海・領空・資源を守り抜くこと、国家の主権と名誉を守り抜くことだ。全てを懸けて働く」と強調した。経済安全保障包括法の制定や、防衛関連予算の増額を掲げた。
野田聖子幹事長代行は「自民党の多様性を示さなければいけない。子ども、女性、高齢者、障害者、主役にならない人に向けた政策が十分ではない」と語った。女性閣僚を半分にすることや、「子ども庁」の創設や国会議員定数の削減に取り組むことに言及した。