逮捕された町長、町議会重鎮の頼み「断れなかった」…過去の選挙でも支援受ける

山梨県市川三郷町が発注した保育所設計業務の入札を巡る官製談合事件で、町長の久保真一容疑者(82)(官製談合防止法違反容疑で逮捕)が、「町議の秋山さんに頼まれたので断れなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で分かった。
今回の事件では、「綜合建築設計事務所」代表の小林一容疑者(72)(同)が談合に応じる5社をまず選び、町議の秋山

詔樹
(のりき)容疑者(76)(同)に伝達。秋山容疑者から指示を受けた久保容疑者が、小林容疑者の事務所を含む6社を入札に参加させるよう町の担当職員らに指示したと県警はみている。
町関係者によると、旧市川大門町時代から町議を務める秋山容疑者は「町議会の重鎮」で、過去の町長選では久保容疑者を支援してきた。ある町議は「久保町長は秋山町議に『ノー』と言えない関係」と話した。県警は、久保、秋山の両容疑者が小林容疑者の要望通りに動いた背景を調べている。