「市の調査にうそついて後悔」主査、免許失効中の運転告白…戒告処分に

兵庫県西宮市は21日、運転免許証の失効中に自家用車を運転したなどとして、土木局に所属する再任用の男性主査(61)を戒告の懲戒処分にした。主査は昨年、匿名の通報に基づいた市の調査に対し、「運転した記憶はない」と説明していたが、「虚偽報告をして後悔している」と、うそをついていたことを白状したという。
発表では、主査は土木局部長だった2016年2月に免許証の有効期間が切れた後、ほぼ半年にわたり、更新を忘れたまま週に数回、車を運転。「うっかり失効」に気付き、その年の11月に免許証を再取得した。
それから約4年を経て20年11月、市議に匿名の通報が寄せられたのを機に、市が事情を聞くと、「失効中に運転した記憶はない」と虚偽の回答をした。
ところが今年7月、一転して「本当のことを話す」と自ら市に申告。うそをついたことについて「保身に走ってしまった。言わなければ、ばれないだろうと思った」と話したという。
失効中、公用車のハンドルは握っていない。処分理由には虚偽報告も含まれ、主査は定年退職後の20年4月から再任用されているが、市の内規により、懲戒処分を受けると再任用の更新は受けられない。