大阪府摂津市で新村
桜利斗
(おりと)ちゃん(3)が殺害された事件で、母親(23)の交際相手の無職松原拓海容疑者(23)(殺人容疑で逮捕)が事件直後、府警に「一緒に60度のお湯で遊んでいた」と説明していたことが、捜査関係者への取材でわかった。
医師の鑑定意見では、桜利斗ちゃんのやけどは高温の湯を5分以上浴びた状態とされる。府警は、松原容疑者が逃げられなくして熱湯をかけたとみて調べる。
松原容疑者は8月31日午後、マンションで桜利斗ちゃんに熱湯を浴びせて殺害したとして、今月22日に逮捕された。「熱湯を故意に浴びせていない」と容疑を否認しているという。
捜査関係者によると、松原容疑者は母子の暮らすマンションに5月から同居。事件当時、母親は外出中だった。
松原容疑者は逮捕前、府警に「風呂場のお湯を38度から60度まで徐々に上げて、びっくりさせて遊んでいた」と話し、「居間から風呂場に戻ると桜利斗ちゃんが倒れて意識がなくなっていた」と説明したという。台所に給湯器の温度を調節するパネルがあり、37度から75度まで変更できる。
司法解剖の結果、桜利斗ちゃんは上半身を中心に皮膚がただれるなど全身に重度のやけどを負っており、死因は熱傷性ショックだった。府警が複数の医師らに鑑定意見を求めたところ、高温の湯を5分以上浴びたとみられるとの結果が得られたという。
府警は24日午前、松原容疑者を殺人容疑で大阪地検に送検した。