強盗殺人罪の男に無期懲役=「生命より欲望優先」―仙台地裁

仙台市太白区の民家で2013年10月、住人の鈴木裕子さん=当時(43)=を殺害し、金品を奪ったとして、強盗殺人などの罪に問われた無職菅野裕太郎被告(38)の裁判員裁判の判決が30日、仙台地裁であった。大川隆男裁判長は「突発的だが強い殺意があった」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。
大川裁判長は「他人の生命より自己の欲望を優先し殺害した意思決定は極めて強い非難に値する」と判断。「一生を懸けて罪を償ってください」と話した。
判決によると、菅野被告は13年10月6日、宮城県芸術協会職員だった鈴木さんの自宅浴室の窓から侵入し、寝室で鉢合わせした鈴木さんの首を両手で絞めて殺害した後、現金約8000円と、腕時計など87点(時価約53万円相当)を奪った。
菅野被告は事件から7年後の今年2月に逮捕された。
[時事通信社]