プーチン氏の誕生日に日露首脳が電話会談、岸田首相「平和条約交渉に取り組むこと確認」

岸田首相は7日夕、ロシアのプーチン大統領と約25分間、就任後初となる電話会談を行った。首相は会談後、記者団に対し「2018年のシンガポールでの合意を含め、これまでの両国間の諸合意を踏まえ、しっかりと平和条約交渉に取り組むことを確認した。今後も会談を重ね、信頼関係を構築しながら、日露関係全体を前に進めたい」と語った。
シンガポールでは18年に、当時の安倍首相とプーチン氏が、平和条約締結後に北方4島のうち、歯舞群島と色丹島を引き渡すと明記した1956年の「日ソ共同宣言」を基礎に平和条約交渉を加速化させることで合意していた。
この日の会談では、首相が「平和条約締結問題を含め、日露関係全体を互恵的に発展させていきたい」と伝えたのに対し、プーチン氏は「2国間のあらゆる問題に関する対話を継続していきたい」と応じたという。7日はプーチン氏の誕生日で、首相から祝意も伝えた。