『女子生徒のスラックス採用率』で滋賀県が全国2位 県教委に聞くと…その理由は??

滋賀県彦根市にある中高一貫の県立河瀬中学高校。スカートを履いている女子生徒のほかに、スラックスいわゆるズボンを履いている女子生徒もいました。滋賀県では今、女子中高生の制服はスカートかスラックスかを選べるのが当たり前なのです。 (生徒) 「あんまり珍しいと思ったことないですね。普通です」 民間の調査会社「CCCマーケティング」が全日制の都道府県立高校3205校を調べたところ、女子生徒のスラックス採用率は滋賀県が86.4%でなんと全国2位。ちなみに1位は長野県の87.8%、3位は神奈川県の84.3%でした。特になんの共通点も見い出せません。 滋賀の河瀬中学3年の女子生徒に聞きました。 「1年生の冬ごろにスラックスが販売されるとなったので、それを聞いた瞬間に、この学校のスカートがちょっと長くて自転車につっかえたりして危なくて。スカートって足が出るからちょっと寒いんですね」 この女子生徒はスラックス8:スカート2の割合で履き替えていて、その日の気分でも使い分けているといいます。 「あんまり足を見せたくないというのが私の中であるので」 (Qスラックスを履くことに抵抗はなかったですか?) 「そうですね。ズボンの方が慣れているので」 この県立河瀬中学高校では、2年前に選択制を導入して、女子生徒428人のうち55人がスラックスを購入しています。導入の決め手になったのは生徒や保護者からの要望でした。 (滋賀県立河瀬中学高校 中村隆洋校長) 「寒さ対策というのもありますし、小学校でズボンもスカートも自由に履いていた経緯があるので、“(中学でも)どちらも選択できるのがありがたい”という要望は常々ありました」 イマドキの制服事情について滋賀県民は? 「足が長くなったからいいんじゃない」 「スカートの方がかわいいよね。どうやろ」 「私らの時代やったら履けたかな?と思う」 全国2位なのはいったいなぜなのでしょうか?滋賀県の担当者に聞きました。 (滋賀県教委幼小中教育課 大林義宜参事) 「どうしてかと言われると非常に難しい。あらゆる機会を通じて、制服だけではなくて色んな校則や指導について、人権上の配慮の観点から見直していくようにということを伝えております」 各学校に指導はしているものの、結局はっきりした理由はわからないといいます。関係しているのは広い琵琶湖のように大らかに多様性を受け入れる県民性なのかもしれません。