野田聖子少子化相(衆院岐阜1区)が9日、地元の岐阜市にある女性支援の相談所を視察した。4日に発足した岸田内閣の閣僚として、初のお国入りとなった。
野田氏は、コロナ禍で困窮して不安を抱える女性向けの相談窓口「あんしんつながりステーション」に足を運んだ。
同ステーションは、同市が先月、〈1〉岐阜駅東(JR岐阜駅東のハートフルスクエアーG1階)〈2〉柳ヶ瀬東(美殿町の矢沢ビル3階)〈3〉長良(八代の仕事工房ポポロ内)の3か所に設置した施設。実務経験のあるスタッフが相談に応じ、専門的な機関に取り次ぐなどしている。
野田氏は「女性の足元が不安定ということがコロナ禍ではっきり分かった。自治体に動いていただけたことは、岐阜市民の一人としても誇り」と感想を述べた。そして、「岐阜市を参考に全国にも広まるといい」と話した。