徳島の飯泉知事が「ADHD」を揶揄する発言 後に謝罪コメントを出して発言を撤回

徳島県の飯泉嘉門知事は10月8日の記者会見で、身振り手振りを交えながら発達障害の1つ「ADHD(注意欠如・多動症)」を揶揄する発言を行いました。 (徳島県 飯泉嘉門知事 10月8日) 「普通だったらこんなことになったらキョトキョトとね、なんとなくこう多動性症候群じゃないですけど、こんなふうになったり」 発言は、衆院選に出馬する意向を示していた飯泉知事が不出馬にいたった経緯を記者に問われて行ったものです。10月1日の県議会で不出馬を表明した際の立ち居振る舞いについて説明するため、ADHDを例に取り表現したということです。 発言後に記者から「不適切だ」との指摘を受けると、飯泉知事は「表現としてわかりやすく説明させてもらった。ADHDへの理解を広めることも必要」との認識を示していました。しかし、会見終了後、「同じ障害をお持ちの方や関係者の方々に深くおわび申し上げる」と、一転して謝罪するコメントを出し、発言を撤回しています。