東京都八王子市で17日、3階建てアパートの階段の一部が崩れ、転落した住人の女性(58)が意識不明の重体となる事故があり、女性が22日に死亡したことが警視庁八王子署への取材で分かった。同署は階段が腐食していた可能性もあるとみて、施工や管理に問題がなかったか、業務上過失致死容疑で調べる。
八王子署によると、女性は転落して頭を強く打ち、病院に搬送されたが、22日に頭蓋骨骨折などによる外傷性脳挫傷で死亡した。
事故は17日午後2時20分ごろ発生。女性は八王子市南新町にある3階建てアパートで、2階につながる鉄製階段を上っていた際に、階段の一部が崩落して約2メートル下に転落した。