兵庫県尼崎市のマンション敷地内で、住人の病院事務員、森本彩加(さやか)さん(28)が刺殺された事件。森本さんを刺殺した疑いが持たれている森本さんの元夫は16日午後5時前、同県西宮市のアパートで、兵庫県警の捜査員に連れられ、うつむき加減に階段を降りて捜査車両に乗り込んだ。
アパートの前には複数の警察車両。元夫はブルーシートがかけられる中、隠れるように捜査車両に乗り込み、捜査本部のある兵庫県警尼崎南署に向かった。
アパートの住人らによると、元夫が引っ越してきたのは今年春ごろ。住民らは、尼崎ナンバーの黒色のミニバイクに乗って出かける姿を何度か見たという。
住人の男性によると、このアパートは声や物音がよく響くというが、元夫の部屋とみられる3階の一室からは不審な音を聞いたことがないという。男性は「言葉を交わしたこともあいさつをしたこともないが、おとなしくまじめそうな人だった」と印象を口にする。
同じく50代の女性は「事件のことは知っていたが、まさかこの建物に関係者がいたなんて…」とおびえた様子で話した。