言葉「心」を多用された、難しさを象徴した会見…識者の見方

秋篠宮家の長女眞子さま(30)は26日、婚約内定から4年の歳月を経て小室圭さん(30)と結婚された。東京都内のホテルで臨んだ記者会見では、結婚に批判的な意見がある中でも、2人で乗り越えてきた道のりを明かし、支えてくれた人々に感謝の言葉を繰り返した。

26日の記者会見について、識者はどう見たのか。
「心」の言葉 印象的

エッセイストの小島慶子さんの話「誰にも相談できず、つらいことがたくさんあったと想像するが、互いの気持ちを大切にして乗り越え、この日を迎えられて良かったと心から思う。2人の言葉が伝わる良い会見だった。印象的だったのは、眞子さまが『心』という言葉を多く使われたこと。一個人としての思い、周囲の方への感謝の思いに、誠実に向き合ってきたのだと感じた。コロナ禍や格差社会で、心を守りながら生きることに困難を感じる人も勇気をもらったのではないか。皇室で育った方の責任感も感じた言葉だった」
口頭説明あれば

名古屋大の河西秀哉准教授(日本近現代史)の話「『

誹謗
(ひぼう) 中傷』『恐怖心を覚える』といった言葉も出て、この結婚の難しさを象徴する記者会見だと感じた。直前に記者の質疑応答をとりやめ、文書での回答のみとしたが、それでは反対する国民を納得させることはできないだろう。金銭トラブルについては、4月に文書で回答した際はきつい印象を受けたが、今日の短い会見で小室さん自らが説明することで、誠意も感じられた。文書で回答した部分を、口頭で丁寧に説明すれば、納得する国民も増えたのではないか」
恐怖に耐える姿

精神科医の斎藤環筑波大教授の話「眞子さまの会見での発言や文書の回答から、非常に強い恐怖に耐えているという印象を受けた。事実ではないとする

誹謗
(ひぼう) 中傷を受け続け、どう振る舞っても批判されると恐怖感を抱いたのだろう。特に驚いたのが、眞子さまが小室さんに『海外に拠点を作ってほしい』とお願いしたと明かした点だ。日本にいると今後も批判にさらされると考えたことがうかがわれ、そこまで追い詰められたのかと感じた。国民もメディアも、皇族でもひとりの人間としての尊厳を守る姿勢を持つべきだ」