海岸の「軽石」1日10トン撤去、次から次へと流れ着き漁に出られず漁師「いつまで続くのか」

沖縄本島や鹿児島県の離島に大量の軽石が漂着し、漁業や船の運航などに影響が出ている。東に約1300キロ・メートル離れた小笠原諸島付近の海底火山「

福徳岡ノ場
(ふくとくおかのば) 」が8月に噴火した影響とみられている。
沖縄県によると、漂着は今月上旬に北大東島で始まり、本島全域で確認されている。

国頭
(くにがみ) 村の

辺土名
(へんとな) 漁港では、いけすで育てていたサバ科の「グルクマ」が約150匹死んだ。軽石をのみ込んだとみられる。地元漁協によると、1日約10トンを撤去しているが、次から次へと流れ着く状態だという。同村の漁師(24)は約1週間、漁に出られておらず、「いつまでこの状況が続くのか不安だ。県には早急な撤去をお願いしたい」と訴えた。
軽石は黒潮にのって四国や本州の沿岸に接近する可能性があるという。海上保安庁は沖縄近海の船舶に注意を呼びかけている。