《大阪3歳男児“熱湯虐待”殺害》逮捕の母が抱えた“男性依存”という闇 「とにかく男が『やれ』と言えば何でもやってしまう性格でした」

《大阪3歳男児殺害》逮捕の“熱湯虐待”男(23)が地元で育んだ“狂気”「将来の夢は保育士、子どもたちは『怖い』と怯え…」 から続く
大阪府摂津市のマンションで、新村桜利斗(おりと)ちゃん(3)が長時間熱湯を浴びせられ、交際相手の松原拓海容疑者(24)が殺人罪で起訴された事件。大阪府警捜査1課は27日、新たに母親の行歩寿希容疑者(23)を暴行容疑で逮捕した。
検察が松原容疑者から押収した携帯電話を調べたところ、行歩容疑者も一緒になって虐待する動画が発見され、悪質性が高いとして立件に踏み切った。虐待は母親がやったとは思えないほど、残酷な内容だったという。
「動画は1本だけではありません。行歩容疑者と松原容疑者が交際を始めた昨年10月以降に撮影された虐待動画が何本もあったようです。
逮捕事実にある今年6月20日の虐待の動画では、行歩容疑者が『こっちおいで』と呼んで注意を引き、歩いて寄ってきた時に、松原容疑者が円筒状のクッションで桜利斗ちゃんを殴る様子が映っていました。
野球のバットをフルスイングするぐらいの勢いで殴り、桜利斗ちゃんの小さな身体が吹っ飛んで泣いている姿を見て、2人で笑っていたようです。
松原容疑者は『散髪の時に異常なくらい泣いたので、かっとなって叩いた』と供述しています。極めて悪質な犯行で、大阪府警は2人が共謀してけがを負わせたとみて捜査を進めています」(全国紙社会部記者)
桜利斗ちゃんは8月31日、自宅浴室で約10分間熱湯を浴びせられ、熱傷性ショックで死亡した。救急隊が駆け付けた際には、皮膚がただれた状態でリビングに全裸で横たわっており、既に心肺停止状態だったという。松原容疑者は「シャワーの温度を38度から60度まで徐々に上げて遊んでいた」と供述しており、行歩容疑者は当時外出していたようだ。
だが、逮捕前から行歩容疑者の虐待への関与を疑う声はあった。近隣住民が話す。
「家から聞こえてくる虐待の声は、母親の行歩容疑者のものばかりでした。いつも部屋の前を通ると、行歩容疑者の室内から女性が金切り声で怒鳴りつけ、子供が泣き叫ぶ声が漏れ聞こえてきました。エレベーターでも子供の方はほとんど見ず、スマホばかりいじっている。事件があった当初は、母親の方が疑われているのだと思っていました」
行歩容疑者は出会い系アプリで松原容疑者と知りあい、昨年10月頃から交際をスタート。松原容疑者がマンションに引っ越してきた今年5月以降は、桜利斗ちゃんの腕や足にあざが目立つようになったという。摂津市役所には昨年1月、今年4月、6月と計3回通報が寄せられていた。2人が同棲を開始してからは、虐待は徐々にエスカレートしていったようだ。
小・中学校時代から交流がある行歩容疑者の友人は、“男性依存”が災いし、虐待に拍車をかけたのではないかと話す。
「寿希はとにかく男が『やれ』と言えば、何でもやってしまうような性格でした。男ができれば友達を遊びに誘うこともなくなりますし、とにかく男が一番。たとえ愛する我が子であっても、男がやるのであれば虐待を止めない姿は容易に想像がつきます。
寿希自身も、親の愛情に恵まれて育ったわけではありません。両親に問題があったのか、小中学校時代は姉と2人で学校近くの児童養護施設で暮らしており、寂しい思いを抱えて育ったことも影響したのかもしれません」
行歩容疑者は大阪府岸和田市で生まれ育ち、地元の小中学校を卒業した。別の元同級生が当時の行歩容疑者について振り返る。
「帰宅部でしたが、友達が少ないわけではありませんでした。放課後よく一緒に遊んで、寿希が住む施設の前とか、友達の家にいっておしゃべりしていましたね。『○○くんかっこいい』みたいな話とか、お互いの好きな人の話をよくしていたのは覚えています。中学校を卒業してからは疎遠になりましたが、インスタにネイルの写真や、しっかりとスーツを着た写真を上げたりしていたので、立派な社会人になったのだと思っていました」
松原容疑者とマッチングアプリで知り合う前には、一度桜利斗ちゃんの実父であるNさんと結婚をしている。だがその結婚もうまくはいかなかったようだ。
「Nさんと結婚していた時も、当初は周囲に相当のろけていましたね。ただ結局、寿希の浮気が発覚してしまい、その腹いせとしてNさんも浮気をした結果、離婚したようです」(前出の同級生)
今年4月4日、桜利斗ちゃんの誕生日の翌日には「これからも桜利斗の母として頑張ります」と自身のインスタグラムに投稿していたが、あまりにも身勝手な行動で母の抱負は叶わなかった。
調べに対し、行歩容疑者は「逮捕されても納得です」と容疑を認めているという。

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