日本大学医学部付属板橋病院(東京都板橋区)の医療機器納入を巡り、日大元理事井ノ口忠男容疑者(64)と大阪市の医療法人「錦秀会」の前理事長籔本雅巳容疑者(61)が、大学の流出資金を二分する計画だったとみられることが29日、関係者への取材で分かった。9月に東京地検特捜部の家宅捜索を受け、井ノ口容疑者側への送金が中断したことも判明した。
2人は3~5月、取引に必要のない籔本容疑者側の会社を介在させ、医療機器の納入で約1億3100万円、電子カルテシステムの納入で約6700万円の損害を日大に与えたとする背任容疑で27日に再逮捕された。