「あしながおじさん」LINEで9万円要求、銀行員3人が女性を説得

詐欺の被害を防いだとして、石川県警津幡署は28日、かほく市の北国銀行宇野気支店(二口剛志支店長)と、行員3人に署長感謝状を贈った。
感謝状を受け取ったのは、個人営業課長の男性(46)、支店長代理の女性(51)、主任の女性(27)。
同署などによると、8月6日、かほく市内の中高年の女性が、窓口で主任の女性に無料通信アプリLINEのメッセージを見ながら振り込み方法を相談した。詐欺を疑った主任の女性は、上司の営業課長の男性と支店長代理の女性に報告。3人で女性を説得するとともに同署に通報し、被害を未然に防いだ。
女性は、「あしながおじさん」を名乗る人物とLINEでやりとりし、「寄付金をもらうには許可証の発行が必要」「発行手数料として約9万円を振り込む必要がある」などのメッセージが送られていたという。
同署で行われた贈呈式で、北村正英署長が営業課長の男性と主任の女性に感謝状を手渡した。営業課長の男性は「本人や家族が悲しまないように今後も声かけを続けていきたい」と意気込んだ。