衆院選が投票日、与党で過半数が勝敗ライン 自民単独も焦点

[東京 31日 ロイター] – 第49回衆議院選挙は31日、投票日を迎えた。一部地域を除き午後8時に締め切られ、即日開票される。岸田文雄政権が勝敗ラインに設定した与党で過半数(233議席)を確保できるかが焦点になるとともに、自民党が単独過半数を維持できるかも注目される。
国内報道各社が実施した選挙戦中盤から終盤の情勢分析の多くは、自民と公明を合わせた与党では過半数を確保すると予想している。しかし、自民単独での過半数獲得については判断が割れている。23─24日に調査を実施した朝日新聞は「大きく上回る勢い」、26─28日に実施した読売新聞は「微妙な情勢」としている。
自民党のある幹部は「実質的勝敗ラインは単独過半数」と話す。「割れれば幹事長など執行部の責任を問う声が出る可能性がある」と語る。
自民党が単独過半数を割り込むと、公明党の発言力が強まり、岸田内閣は外交や安全保障政策をはじめ、難しい政権運営を迫られる可能性がある。
4年ぶりとなる今回の衆院選は新型コロナウイルス対策や成長と分配などが争点で、定数465議席(小選挙区289、比例代表176)をめぐって争っている。野党は立憲民主、共産、社民、れいわ新選組が共通政策で合意し、これとは別に立憲民主と国民民主が政策協定を結び、結果的に213の小選挙区で候補者の一本化を進めた。
政党名 選挙区 比例区 合計
公示前 公示前 公示前
自由民主党 210 66 276
公明党 8 21 29

立憲民主党 48 62 110
日本共産党 1 11 12
日本維新の会 3 7 10
国民民主党 6 2 8
社会民主党 1 0 1
NHK党 1 0 1
れいわ新選組 0 1 1
諸派 14