被告、殺害した女児に「何も思わない」…聴取終盤では取調官に「出血大サービスです」

2004年の岡山県・津山市女児殺害事件で、殺人罪などに問われた勝田

州彦
(くにひこ) 被告(42)の裁判員裁判の第13回公判が1日、岡山地裁(倉成章裁判長)であり、3日にわけて行われた取り調べ映像の「反訳書」の朗読が終わった。勝田被告は殺害を認めた上で、女児の無念や遺族の怒りについては「何も思わない」と応じたことが明らかにされた。
検察官3人が休憩を挟みつつ、計約1時間30分、取調官役と被告役に分かれ、取り調べの様子を朗読した。
勝田被告は18年5月の逮捕前、事件を取り上げたテレビ番組を視聴。起訴直前に行われた18年10月の県警の聴取では、作成した女児宅の間取り図などについて「実際の記憶と、テレビ番組で見たものを混ぜて描いた」と説明した。番組の出演者が「絶対に犯人を追い詰める」と発言したのを見て「やれるもんならやってみろと思った」と振り返った。
聴取の終盤で、勝田被告の供述に基づき作成した調書を読み上げた取調官に対しては「大収穫ですね。出血大サービスです」と述べる一方、署名・押印は拒否したことも明らかにした。