佐渡で看護師募集、就業支度金など100万円提示でも応募ゼロ

新潟県佐渡市が新型コロナウイルス感染拡大による島の医療崩壊を防ぐため、就業支度金などとして総額100万円を支給する条件で佐渡総合病院(佐渡市千種)で働く看護師を募集しているが、応募がゼロにとどまっている。市はPR不足を認め、県外在住者のみとしていた応募対象地域に、佐渡以外の県内在住者を加え、対象年齢を45歳未満から55歳未満に広げた。
同市は7月から、中核病院である佐渡総合病院での勤務を希望する看護師5人程度を募集。同市医療対策課によると、11月4日までに問い合わせがあったのは4件、応募はゼロという。
支援制度では、就業支度金70万円、3年間働くとさらに30万円を支給する。また、病院見学の旅費を上限5万円、面接の旅費も同3万円補助する。
募集は来年3月15日まで。同課は「島では生活に車が必要なため、支度金を支給することにした。佐渡市出身者で親の介護が必要な世代の看護師などに勤務先として検討していただきたい」とした。問い合わせは、同課(0259・67・7036)へ。