5分間で2人の女性をニセ電話詐欺被害から守ったとして、福岡県警筑紫野署は4日、御笠郵便局(同県筑紫野市吉木)の三善博昭局長(55)に感謝状と「ニセ電話気づかせマイスター」の認定証とバッジを贈った。
三善局長は10月18日、還付金があると電話を受けて窓口に相談しにきた女性に気づき、こう説明した。「そういうのは全て詐欺ですから」。女性が納得してくれた直後、今度は局内のATM(現金自動受払機)で電話をしながら操作していた別の女性が「還付金」と話すのに気づいた。駆けつけて言った。「電話でお金は全て詐欺です」。女性はその場で電話を切った。
三善局長によると、ニセ電話詐欺被害を防いだのは初めてだったが、局内にATMがある新しいつくりだったことも奏功し、連続して防ぐことができたという。「金融機関としてお客様の財産を守れたことがうれしい」と胸を張った。
県警は2015年ごろから、ニセ電話詐欺被害を2回以上防いだ個人を「ニセ電話気づかせマイスター」に認定しており、三善局長は71人目。【佐藤緑平】