優しそうな女性を狙い1500人に声を掛け…充電ナンパ男の悪辣手口と執念深さ

ナニを満たしたかったのか――。

「充電ナンパ男」は約3年前から道行く女性約1500人に声を掛け、およそ20人の女性宅に上がり込み、うち10人とセックスしていた。

帰宅途中の20代女性に声を掛け、女性宅で乱暴しようとしたとして、大阪市内の建具店勤務の小川智宏容疑者(27)が先月16日、強制性交未遂の疑いで府警捜査1課に逮捕された。

「携帯の充電がなくなったので、充電させて欲しい」

10月3日夜、小川容疑者は府内の路上で徒歩で帰宅中の女性に道を尋ねてから、こう声を掛けた。親切な女性は、小川容疑者を自分の家まで連れていき、モバイルバッテリーで充電してもらおうと思い、玄関の前で「ここで待っていてください」と伝えて部屋に入った。女性はバッテリーを探したが、なかなか見つからず、そうこうしているうちに小川容疑者が「トイレを貸してください」と言って室内に入ってきた。

仕方なく自宅の充電器を使わせ、ふと女性が携帯の画面をのぞくと、電池残量が90%以上あることに気付いた。不審に思った女性が「帰ってください」と追い出そうとしたところ、小川容疑者は態度を豹変。女性の体を持ち上げ、ベッドの上に押し倒し、馬乗りになり、服を脱がそうとした。女性は「キャーッ」と悲鳴を上げて抵抗。小川容疑者は玄関で土下座をして「警察には言わないでください」と謝罪し、そのまま逃走した。

翌日、女性が府警に相談し、防犯カメラの映像などから犯人を特定した。

調べに対し、小川容疑者は「ナンパして家に上げてもらって性交したいと思った。24歳のころから優しそうな女性を狙い、1500人ほどに声を掛け10人とやった」と供述。150人に1人の確率で目的を果たした計算になる。

「小川容疑者は自転車でウロウロしながら、女性を物色しとったんや。まず女性に『駅はどっちですか』と尋ね、親切そうかどうか確認し、後を追いかけて充電の依頼をしとった。家に着くと、『トイレを貸して欲しい』『充電させて欲しい』と頼み込み、家に上がとったんや。これまで同様の手口で性交した女性たちからは、今のところ被害届は出てへん」(捜査事情通)

困っている人を助けたいという女性の親切心に付け込み、性欲を満たそうとしたのだから、やることが卑劣だ。