今年7月、東京都議選の期間中に無免許運転で当て逃げ事故を起こし、書類送検されていた木下富美子都議が18日、議会運営員会と公営企業委員会を欠席したことについて、公企委の委員長である共産党・大山とも子都議は「(木下氏は)信頼を失墜している」と苦言を呈した。
公企委の休憩時間に取材に応じた大山氏は「体調不良ですのでやむを得ませんが、次は出てきて、説明をして欲しい。そもそも無免許での交通事故で信頼を失墜してるわけですよね。(辞職勧告が出てることを)重く受け止めてもらわなきゃいけない」と話した。
木下氏が登庁した9日には、同委員会に先立って行われる理事会で、辞職勧告を受けた立場での木下氏の出席を問題視し、退席する理事がいた。理事会は全会派が出席しなければ成立しないため、退席により成立は不可能になり、委員会は取りやめとなった。
今回、木下氏の欠席は事前に伝えられていたため、理事会も予定通り行われ、委員会も開催。大山氏によると、委員会や理事会で木下氏について触れられることはなかったという。